東アフリカの調和が奏でる深い味わい「ウガンダ&ルワンダ」 | WHITE COFFEE(ホワイトコーヒー)

拡張フェーズに届く「PLUS ONE COFFEE」って一体何!?👀
2025/09/01

東アフリカの調和が奏でる深い味わい「ウガンダ&ルワンダ」

2025年9月にお届けした「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」をご紹介します💁

今回ご紹介するのは「ウガンダ&ルワンダ」です!

過去に高評価をいただいた、東アフリカの名産地から届いた豆をブレンドした、特別な一杯をお届けします。力強いボディを持つ🇺🇬ウガンダと、華やかな風味を放つ🇷🇼ルワンダ。それぞれの個性が重なり合う、豊かなハーモニーをお楽しみください。

 

力強さと華やかさのハーモニー

シティーローストに仕上げることで、一杯の中に幾重にも重なる豊かな味わいを閉じ込めました。

ウガンダ由来の力強いボディと深いコクがベースとなり、ブランデーのような熟成された酸味とカカオを思わせる豊かな風味が広がります。

そこにルワンダのブルボン種が加わることで、グレープやレッドチェリー、カラメル、花の香りといった華やかで複雑な風味がアクセントとなり、全体のハーモニーを高めます。ルワンダの甘みと香りの豊かさ、そして複雑な風味が全体に奥行きを与え、色んなシーンで飲みごたえのある一杯に仕上がっています。

酸味もしっかりと感じられるため、お湯の量を少し多めにしてあっさり淹れると、ケーキなどのスイーツとの相性が抜群です。後味は長く続き、冷めても美味しさが変わらないのも、このブレンドの魅力です。

 

高地の恵み、ウガンダとルワンダのコーヒー

それぞれの産地を振り返りながら、その味わいの特徴をご紹介します。

🇺🇬ウガンダ - カセセ地区ムブクウォッシングステーション
標高1,300〜2,030mの高地で育つSL14種のコーヒーは、ルウェンゾリ山頂の氷河から流れ出るムブク川の清流と、クイーン・エリザベス国立公園やルウェンゾリ国立公園という世界遺産に囲まれた豊かな自然環境の中で育まれています。
4,300人以上の農家から届けられるチェリーは、約90人の熟練作業員によってアフリカンベッドで丁寧に乾燥されます。しっかりとしたボディと深いコク、ブランデーのような熟成感のある酸味に加え、芳醇なカカオの風味が特徴です。

🇷🇼ルワンダ - 北部ギクンビ地区カリシンビウォッシングステーション
標高1,800〜2,000mの高地で育つブルボン種のコーヒーは、女性責任者のもと、働きやすい環境が整えられた精製所で丁寧に処理され、欠点豆のほとんどない美しい豆が届けられます。グレープやレッドチェリー、カラメル、花の香りが重なり合う複雑で華やかな風味が特徴です。
苦しい時代を経て、ルワンダのコーヒー産業を育てた女性たちへ、遠く日本からエールを贈りたい気持ちで選んだコーヒーです。

 

おすすめの淹れ方とシーン

⚖️ペーパードリップ(バランス重視)

  • コーヒー粉20gに対して300mlのお湯を使用
  • お湯の温度は90〜92度を目安に
  • 30秒しっかりと蒸らしを入れることで、両産地の風味を最大限に引き出せます
  • 3分程度かけてゆっくりと抽出

🛋️おすすめのシーン

  • 朝の目覚めの一杯として、一日の始まりを豊かに演出
  • 午後のリラックスタイムに、読書のお供として
  • 食後のコーヒーとして、深い余韻を楽しみながら
  • チョコレート系スイーツとのペアリングで、互いの魅力を引き立て合う

この東アフリカの2つの宝石が織りなす特別なハーモニーを、ぜひさまざまなシーンでお楽しみください。

さあ、コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか? 
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください!

ここで 清田のひとりごと 💬

ウガンダとルワンダもお隣なのです🤝

 

朝の一杯を淹れながら、ふと思ったんです。最近のコーヒー、やけに値上がりしてませんか?見た目は静かでも、実は大きな波が押し寄せているみたいです。

2024年だけでアラビカの相場は約70%も上がり、2025年初にはさらに20%上乗せ。ロブスタもほぼ同じくらい上がっています。原因はやっぱり天気。ブラジルでは干ばつや霜、ベトナムでは干ばつから豪雨まで、極端な気象のせいで収穫量がガクッと減っているんです。

そこへ追い打ちをかけるように、2025年8月からアメリカがブラジル産コーヒーに50%の関税をかけたせいで、相場はさらに急騰。小売価格も直撃で、アメリカでは前年比30%以上の値上げが報告されています。

日本も他人事じゃありません。円安の影響で、2021年に1ドル110円だったのが、2024年には160円台に。つまり同じ1ドルを買うのに必要な円が約1.5倍になったわけで、輸入コストはその分ドンと上がります。卸売物価も9.5%増。

身近なところではコンビニコーヒーも値上げラッシュ。セブンイレブンは120円→140円、ファミリーマートは130円→145円、ローソンは140円→160円と、軒並み値上げです。

そして意外な話ですが、最近の価格上昇の大半は投機の影響だとも言われています。とある老舗コーヒーブランドの会長によると、ヘッジファンドなどの投機資金が相場の80%を左右していて、実際にコーヒーを飲む人の需要とは関係なく価格が動いているんだとか。

 

ルワンダの美しい自然を象徴するキブ湖🏞️ (Photo by Serrah Galos on Unsplash)

 

未来のコーヒー市況を静かに見つめて

朝の一杯を飲みながら、今の高騰はこのまま続くのか、それとも少し落ち着くのか——未来の相場を静かに見つめてみたいと思います。

世界銀行の予測では、2025年のアラビカは前年比で約50%、ロブスタは約25%の上昇が見込まれています。そして2026年にはアラビカが約15%、ロブスタが約9%の調整が入ると考えられていて、「高いところから少し落ち着く」というイメージです。

Trading Economicsの見立てでも、2025年3月末にはアラビカ価格は現在より16%ほど低い水準(1ポンドあたり約3.29ドル)まで下がると予想され、2026年1月にはさらに回復しても現在より9%程度低い水準(約3.58ドル)で安定する見通しとなっています。

とはいえ、グローバルな需給や在庫の懸念はまだ消えていません。米農務省(USDA)の予測では、2024/25年度の世界コーヒー在庫は25年ぶりの低水準に落ち込むと見られ、さらに2025/26年はブラジルのアラビカ減産もあって、世界で約850万袋の不足が見込まれています。こうした需給のひっ迫が、相場を下支えし続ける構造になっているのです。

まとめると、今のコーヒー価格には気候変動(1.7倍の相場上昇)、関税(+50%のコスト増)、円安(+50%相当のコスト増)、投機マネー(価格の乱高下)といった複数の要因が重なっています。短期的には調整があっても、構造的な需給ひっ迫により高止まりが続く可能性が高いようです。

それでも、一杯のコーヒーの向こうには、ウガンダやルワンダなどの生産者たちの努力と希望があります。価格の高騰は確かに厳しい現実ですが、適正な価格での取引が産地の持続可能な発展につながることも事実です。

こうした複雑な背景を抱えながらも、今日も静かに丁寧に一杯を淹れて、豆の向こうにある物語を大切にしたいと思います。Coffee & Peace✌️

いつも、最後まで読んでくれてありがとうございます!

それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE」を引き続きお楽しみください。
そして、メッセージもお待ちしております!🙏

 

「ウガンダ&ルワンダ」のレポートはこちらから

 

前回の「PLUS ONE COFFEE」はこちらから

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまのコーヒーライフが、よりいっそう豊かになりますように。

「WHITE COFFEE 定期便」をぜひご検討ください!

心よりお待ちしております☺️

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