特別なアフターミックスブレンド「ハーモニア・トリニティ」

今回ご紹介するコーヒーは「ハーモニア・トリニティ」です！

コーヒーを愛する皆さま、こんにちは。今回のPLUS ONE COFFEEは、特別なアフターミックスブレンドの「ハーモニア・トリニティ」をご紹介します。このブレンドは、酸味やモカが苦手な方にも楽しんでいただけるように工夫された一杯です。

ブレンドの意図と工夫

今回のブレンドの特徴は、異なる個性を持つ🇨🇴コロンビア、🇬🇹グアテマラ、🇪🇹モカの三種の豆をバランスよく組み合わせることで、それぞれの個性が絶妙に引き立つように作られていることです。通常、これらの豆はぶつかり合いやすい組み合わせなので、ブラジルのムンドノーボなどをブレンドのベースとなる豆で調和を図るのが一般的です。しかし、このブレンドではあえて調和役を入れず、三種類の豆が主役として息を合わせる形でコラボレーションしています。それぞれの豆が持つ個性を保ちつつ、ブレンドとして一体感を持たせています。

味わいと特徴

このブレンドの香りには、モカ特有のほのかなフローラルな香りが漂います。旨味はしっかりと感じられ、芳醇な酸味が後を引きます。苦味は穏やかで、全体的にバランスの取れた風味が特徴です。特に柑橘系の風味が印象的で、口当たりも非常にスムースです。後味には適度なキレがあり、ほのかな甘みが感じられます。

もし酸味に苦手意識がある方は、普段より少し多めのお湯で抽出してください。そうすると酸味が和らぎ、よりまろやかな味わいを楽しむことができます。ぜひ、コーヒーの新たな魅力を発見しながら、心地よいひとときをお過ごしください。

おすすめの飲み方とシーン

「ハーモニア・トリニティ」は、その豊かな風味を楽しむために、ホットでじっくりと味わうのがオススメです。朝の目覚めや仕事前の一杯として、フローラルな香りとともにリフレッシュするのにぴったりです。きっと一日の始まりを爽やかに彩ってくれると思います。酸味が程よく感じられるので、フルーツと一緒に楽しむのもおすすめです。

このブレンドが、コーヒーの酸味やモカの風味に新しい発見をもたらしてくれる一杯となりますように。

さあ、コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか？ 
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください！

こんにちは！今回は、最近のコーヒー市場とその裏にある社会的な課題について少しお話ししたいと思います。

円安が招くコーヒーへの影響

今年、コーヒー市場は円安の影響を強く受けており、私たちが日常的に楽しんでいるコーヒーの価格にも大きな影響が出ています。特に2021年から2024年にかけて、日本円はアメリカドルに対して数十%以上も価値を失いました。これにより、コーヒーの輸入コストが急上昇し、日本国内での価格が上昇している状況です。

また、2024年6月までのデータによると、コーヒー自体の輸入価格は前年同月比で約7%増加しており、特にブラジルやコロンビアからのコーヒー豆の価格が約20〜30%も上昇しています。このコスト増加は、小規模なコーヒーロースターやカフェにとって非常に厳しいものであり、結果として私たち消費者が支払う価格にも反映されています。

コーヒー需要の拡大と持続可能な農業の課題

世界的なコーヒー需要の増加も見逃せません。中国や東南アジア諸国を中心に、プレミアムコーヒーの消費が増えており、これがさらにコーヒー価格の上昇を加速させています。このような状況の中で、コーヒー生産国では気候変動の影響が深刻化しており、持続可能な農業の重要性がますます高まっています。

こうした背景を考えると、コーヒー一杯が持つ意味は以前よりもはるかに大きく、複雑なものとなっています。市場の変動や環境への影響を意識しながら、これからも美味しいコーヒーを楽しんでいきたいですね。次のコーヒータイムには、ぜひこのような背景にも思いを馳せながら、味わってみてください！

それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE」を引き続きお楽しみください。そして、感想もお待ちしております！

「ハーモニア・トリニティ」のレポートはこちらから