今回ご紹介するコーヒーは「ブラジル・パライーゾ農園のカツアイ」です!
こんにちは!今回は、「🇧🇷ブラジル・パライーゾ農園のカツアイ」です。このコーヒーは、パライーゾ農園で3年ぶりに収穫され、届いたばかりの新鮮な豆です。
パライーゾ農園は、ミナスジェライス州のパラカツ郡に位置し、鈴木功さんと奥様の真理子さんが1980年に開拓しました。農園の名前「パライーゾ」はポルトガル語で「楽園」を意味し、その名の通り、自然との調和を大切にした農園作りが行われています。
スペック
☕️生産地域: ミナスジェライス州 パラカツ郡
☕️農園主: 鈴木功
☕️スクリーン: 15UP
☕️品種: カツアイ
☕️乾燥方法: 天日乾燥
☕️標高: 1,100m
農園のストーリー
パライーゾ農園は有機栽培にこだわり、農薬や化学肥料を一切使用せずに、EM菌を用いた有機農法でコーヒーを栽培しています。その結果、2005年にはブラジルで最も難しいとされる、有機認証団体IBDの認証を取得しました。
実は、パライーゾ農園では古いコーヒーの木を一旦全て伐採し、新たに植樹を行いました。今回のコーヒー豆は、その新たな木から初めて収穫されたものです。この新たな始まりを祝うかのように、コーヒーの品質は一層向上し、特別な味わいを提供しています。
味わいと特徴
このコーヒーは、樹上で完熟するまでじっくりと育てられたコーヒーチェリーを手摘みし、果肉の甘みを十分に吸収した状態で収穫されます。その後、水洗いせずに皮付きのまま天日乾燥され、40〜50日間、倉庫で熟成されます。この熟成期間中には、より質の高いコーヒーが生まれることを願い祈りをこめて、クラシック音楽を豆に聴かせているのです!
私が感じた味わいは、しっかりとしたダークカカオを感じさせる苦みと、飲みごたえのあるザ・コーヒーといった印象です。口当たりがよく、余韻も楽しめる一杯となっています。
飲み方とおすすめのシーン
少し濃くドリップし、ミルクを入れてカフェオレで飲んだりするのもありかなと思います。特に、ランチ後にリフレッシュする一杯としてもオススメです。少し冷めても豊かな風味が失われず、時間をかけて楽しむこともできます。
「ブラジル・パライーゾ農園のカツアイ」は、その特別な栽培方法と丁寧なプロセスにより、他にはない独特の風味を楽しむことができる一杯です。ぜひ、自然の恵みと鈴木さん夫妻の情熱が詰まったこのコーヒーで、心温まるひとときをお過ごしください。
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