ババ・ウ・ブダンから届いたインドの宝石「インド・バドラ」

今回、お届けしたコーヒーは「🇮🇳インド バドラ」です！

今月はどんなコーヒーにしようかなと考えていた時に、珍しいインドのコーヒーがを見つけたので、すぐに入手しちゃいました💪
それでは、ちょっと珍しいインド バドラのスペックをご紹介。

☕️ 地域 : カルナータカ州チクマガルール
☕️ 標高 : 約900〜1,100m
☕️ 品種 : アラビカ混合種
☕️ 収穫 : 完熟豆と手摘み
☕️ 精製 : ウォッシュド

インド南部に位置するジリスと呼ばれるババ・ウ・ブダン山地。この豊かで肥沃な火山灰土壌で育ったこのコーヒーは、丸くてかわいい豆面なのです🥰
豆の形状や焙煎の感じが、ブラジルのムンドノーボによく似た印象でした。

しかも、インドのバドラ農園のコーヒーには、希少性があるんですよ。

インド産コーヒーは生産量が少ないため、世界的にも希少価値があるとされています。
特に、カルナータカ州チクマガルール地区のバドラ農園で生産されるコーヒーは、そんな希少なインド産コーヒーの中でも、特に素晴らしい味わいが楽しめるものとして注目されており、高品質かつ独特の風味から、コーヒー愛好家に高く評価されております！🙌

味わいは、カカオやチョコレートのようなフレーバーが特徴で、酸味は比較的穏やか、切れ味もよく、程よい苦味が心地よい感じです。

ドリップだけではなく、フレンチプレスでお楽しみいただくのもおすすめです！👌

美味しいドリップの淹れ方は、おおよそ90度くらいのお湯を使って、ゆっくりと円を描くように注ぎ入れることで、コーヒーの味わいが引き出されます。
まずは中央からゆっくりとお湯を注ぎ、膨らみが止まるまでしっかりと蒸らしてから淹れてみてくださいね☺️

ホワイトコーヒーを愛する皆さんは、どんな印象を持たれましたか？
ぜひ教えてくださいね！！

コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか？
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください！

これから益々、皆さまのコーヒーライフが、より豊かになりますように。

ひとりごとで何を書こうか考えている最中、坂本龍一さんの訃報がニュースで流れ、とても感慨深い気持ちになったので、その事について書くことに決めました。

訃報を聞いた朝、なんとなく久々にネルドリップでコーヒーを淹れることにしました。

以前コラムで紹介した、ルワンダとペルーのコーヒーが残っていたのですが、気づいたらペルーのコーヒー豆をスプーンで3杯すくい、手挽きのミルに入れ、ぐるぐるぐるとレバーを回しコーヒーを挽いていました。

せっかくなので、20年前に購入してしばらく使っていなかった、お気に入りの銅製の細口ポットで丁寧に淹れることにしました。

白いネルドリップに黒いコーヒーの粉末を入れ、ちょうど良いお湯の温度になったところで、最初の一滴をそっと注ぎ、時間をかけてゆっくりと香りを楽しみながらコーヒーを淹れました。

そして、そのコーヒーを飲みながら教授の「Aqua」を聴きました。「Aqua」は美しいメロディーが心に染み渡り、まるで心が水に溶け込むような感覚に浸れる大好きな曲です。

曲に耳を傾けながら、彼が言っていた「芸術は長く、人生は短し」という言葉が蘇りました。

儚い人生だけど永遠の芸術を生み出した偉大な人物に対し、尊敬の念が込み上げてきます。

国境を越え多くの心を掴む作品を創り出す偉人は、宇宙の彼方にも匹敵する人間の魂の深さに最も近づいた冒険者であり、挑戦者だったのかもしれません。

私は、そんな偉大な教授を地球の片隅の浅瀬で見送り、心からご冥福をお祈りしたいと思います。

ありがとう、教授。

それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE（プラスワンコーヒー）」を引き続きお楽しみください。