今回ご紹介するコーヒーは、🇧🇷ブラジルのレジェンダー・スペシャルティ・コーヒーがお届けする「イエローカトゥアイ」になります。
ミナスジェライス州にある、ポルトガル系の約50家族で成り立つ生産者コミュニティーによって栽培されたコーヒーになります。この地域の農園は、1950年代に移り住んだ初代たちが開き、約70年以上の歴史があります😲
黄色に完熟したイエローカトゥアイという品種が中心ですが、ムンドノーボが少し混ざっているとのことです。コーヒー農園では、複数の品種を栽培していることが多いので、異なる品種が混ざることで産地の特徴となります。その特徴でどんなコーヒーになっているかは、飲んでみないとわからないので、発見する楽しさが増します!🥰
標高は1,300mですが、このあたりでは標高が高い地域になります。精製はナチュラルドライ(天日干し)です。
そして今回は、なんと年末に届いたニュークロップをお届けします!!
コーヒー自体はバランスが良く、コクと旨味と甘みが感じられます。さらに、落ち着いた酸味と、後から若干フルーティーな風味が感じられ、とてもマイルドなコーヒーです。どんなシーンでも飲める、万能なコーヒーと言えるでしょう👍
コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか?
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください!
これから益々、皆さまのコーヒーライフが、より豊かになりますように。
ニュークロップという言葉を使いましたが、クロップとはコーヒーの場合、生豆、つまり、焙煎する前の粒を意味します。
ご飯になる前のお米みたいなもので、お米も新米があるように、コーヒーにもニュークロップという表し方があります🤩
ブラジルから届くコーヒーは、春先に収穫し、精製から熟成期間を経て、夏ごろに港から出荷されます。日本には早くて10月、遅くて1月ぐらいに届きます。最近はコロナの影響で、日本に届くまでの時間が1,2ヶ月遅くなっています。
日本に入ってから約1年間はカレントクロップと呼びますが、入りたての豆をニュークロップと呼んでいます。今回の豆は、年末に届き、ほぼニュークロップと言ってよい状態のコーヒーでした!🥳
ニュークロップがあるということは、エイジングクロップ(オールドビーンズ)という言い方も存在します。日が経ったコーヒーのことで、保管が良い場合2、3年経ってもニュークロップのような状態のものもあります。ただ殆どの場合、豆の特徴や水分含有量が減るので、焙煎のプロセスも変わり、ニュークロップとは違う味わいになります。
なので、同じ豆でも11月ごろに買った豆と、8月ごろに買った豆の味が少し違うと感じることもあります。また、2、3年エイジングしてる場合、だいぶ違う印象を感じることもあります。
今回の「ニュークロップ」いかがでしょうか?ニューというとありがたい感じもして、個人的にはコーヒーが一番楽しい時期でもあります。今年はどんなコーヒーに出会えるか楽しみです!☺️
2022年3月にお届けした「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」をご紹介します💁