今年の8月は長雨で湿度が高くなり、コーヒー豆の管理が大変でした。。。
でも、これからホットコーヒーも美味しく感じる季節になってきますね!
今回は、スリランカ産のセイロンコーヒーを紹介します。
スリランカのGalkadapathana(ギャルカダパサナ)という地域で生産されたコーヒーになります。
標高1000m前後の山々に囲まれ、ヌワラエリヤと言う最高級のセイロン紅茶を生産する地域の北側に位置します。
品種はハイブリット系のカティモール。病害耐性が高く農薬は使っていません。優れた風味を備えた品種で収量も多いことから、生産量が増えています。
スリランカでは、まだグレーディングの仕組みが確立していないので、袋ごとに品質が異なるという課題があります。
ただ、弊社の焙煎工房でハンドピッキングを入念に行っているので、品質はご安心ください!
ちょっと手間のかかったコーヒーになります。
コーヒー自体は、どちらかというと以前紹介したキリマンジャロに近い強さと風味と味わいがあり、カフェオレにしても美味しく飲めるコーヒーかなと思います。
是非、試してみてください!
コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか?
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください!
これから益々、皆さまのコーヒーライフが、より豊かになりますように。
今回は、スリランカのコーヒー事情についてお話しさせていただきます。
セイロンティーで有名な紅茶の国スリランカでは、コーヒーシフトが進んでいます。
十数年前からフェトレードコーヒーの活動をしていた結果が、少しずつ実りつつあります。
私も何度か、スリンランカの紅茶の生産地に足を運んだことがあります。
そこでは、鮮やかな民族衣装をまとったタミルの人々が労働をしています。
その方々の多くは、一生をそこで費やします。
ヒルのいる丘陵地帯で、紅茶の葉を摘み、紅茶産業を裸足で支えています。
現在、アフリカからの安価な紅茶生産輸出が拡大し、世界の紅茶のマーケットが変わりつつあり、セイロン紅茶の生産者が生産をやめ、耕作放置された山々の環境問題も課題となっています。
そんな中、コーヒー生産がここ十数年で見直され、過去に生産がされていた歴史がある、セイロンコーヒーが復活したのです!
現地には、私の父が設立した「KIYOTA COFFEE COMPANY」という会社があり、色々な機材を日本から送り、数年前から輸出も増えてきています。
コーヒーは、嗜好品としての楽しみもありますが、社会開発課題にも直結する重要な飲み物なのです。
そして、営みの糧でもあると思っています。
別の思いも巡らせて、コーヒーを嗜むのも良いかと思います!
それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」を引き続きお楽しみください。
2021年9月にお届けした「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」をご紹介します💁