コーヒーを愛する皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
「WHITE COFFEE 定期便」と一緒にお届けしている、ショートストーリー【私とコーヒーの物語】のご紹介です。
今回は、第二話「猫」です。
ちょっとだけ他のことを忘れて、ほんのりくつろぎながら読んでいただけたら嬉しいです!
第二話 猫
ネコ子はいいね。
いっぱい愛情を注がれて、
お気に入りのクッションでお昼寝をして、
毎日のんびり。
「あら?そうかしら?
私、あなたの大好きなコーヒーを
飲むこともできないのよ?
限られた場所に、限られた食べ物。
あー…草原を思いっきり走りたい!
泥だらけになって、
虫や鳥を捕まえまくるの!
夏の暑さだって、
冬の寒さだって怖くないわ!
ねえ、あなたは、どこにだっていけるし、
何だって食べれるのよ?
何が不満なの?
え?不安?老後が?
何それ?おいしいの?
はいはい。
もういいから、おめかしして出かけなさい。
疲れて帰ってきたら、
いい子いい子してあげるから。
コーヒー飲みながら
今日の冒険を私に話してちょうだい。
・・・あなたはどこまでも自由なのよ。」
最近よく思うのですが、不自由なくして自由なし…と。
自由気ままに生きることは難しいですが、不自由の部分も楽しめたら最高ですね。
という事で、今後も「WHITE COFFEE 定期便」をよろしくお願いいたします🤲
前回のショートストーリーはこちらから
WHITE COFFEE 定期便 2023年10月号でお届けした、ショートストーリー【私とコーヒーの物語】 をぜひお楽しみください!