今回、入手できたコーヒーは、恥ずかしながら、私もお初のものでして、非常に楽しみにしていました。 地域は🇳🇮ニカラグア北西部、ヌエバ・セゴビア地区で、農園主はフリオ・ペラルタ氏です。 標高が約 1,100〜1,500mで、品種はジャバニカ種(ジャワ種)中心で、他にカトゥーラ、カトゥーアイが混在しています。収穫期は10月から3月で、精製は手摘みのハニープロセス、乾燥棚での天日乾燥になります。
ペラルタ農園は、ニカラグアのCOE(Cup of Excellence)にて計8回もの受賞実績のある超名門農園で、2007年、2012年には1位を受賞しています! そんなペラルタ農園が生み出す、至高のハニープロセスの工程を経た、ニカラグア最高峰のハニーコーヒーと言えます。 焙煎した時の香りが印象的で、濃厚な甘みと香りが心地よく、口当たりもフルーティーでかつしっかりとした味わいがあるので、とても良質なコーヒーです。
率直な感想として、私好みのとても美味しいコーヒーでした! コーヒーのポテンシャルを感じるので、色々と焙煎や入れ方を試してみたいです。 ゲイシャなど高価なコーヒーと比べても、求めやすく売ってたらつい買ってしまいそうです。
コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか? 違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください!
これから益々、皆さまのコーヒーライフが、より豊かになりますように。
ニカラグアはここでした!
さて、ひとりごとのコーナーです。 今回あまり耳にしない用語もあるので、ここで簡単に解説しますね。
まず、ハニープロセスという製法ですが、この場ですべて説明するとすごーく長くなってくるのでこれだけ覚えておいてください!
ちゃんと精製されたら「甘みが増す」と!!
以前タイを訪れた時、ハニープロセスの工程を実際に見てきたのですが、手作業で非常に手間暇のかかる製法でした。 ちなみに、イエロー、レッド、ブラックハニーと3種類あり、イエローからブラックに行くにつれてプロセスの期間が長くなります。
自然の配色とは思えないほど鮮やか!ニカラグアの国鳥グアルダバランコ🦜 (Photo by roberto zuniga on Unsplash )
ジャバニカ種はエチオピア原種系のコーヒーで、モカコーヒー寄りに属します。品種ごとに色々な歴史もあり、今度機会があれば、知っている範囲で書いていきたいと思っています。 今回、私が面白いなと思ったところは、カトゥーラ、カトゥーアイが混雑しているところです。もしかしたら、昔植えられたコーヒーの木を伐採せず、そのまま育てたから混ざっているのかもしれません。
コーヒーに、愛情を感じています。 そんなことを考えるのは私だけかもしれないのですが、そんな楽しみ方もあります。 久々に良質なコーヒーに出会えて、生産者の皆さんに感謝感謝です。
それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」を引き続きお楽しみください。
2021年2月にお届けした「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」をご紹介します💁