紅茶の国に再び芽吹いたコーヒーの物語「スリランカ・ディルマコーヒー」 | WHITE COFFEE(ホワイトコーヒー)

拡張フェーズに届く「PLUS ONE COFFEE」って一体何!?👀
2025/05/01

紅茶の国に再び芽吹いたコーヒーの物語「スリランカ・ディルマコーヒー」

2025年5月にお届けした「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」をご紹介します💁

今回ご紹介するのは「スリランカ・ディルマコーヒー」です!

今月お届けするコーヒーは、🇱🇰スリランカのディルマコーヒーです。セイロンティーで有名なディルマ社が、農園の一角でコーヒーも育てていること、ご存知でしたか?今回は、そんな貴重なコーヒーをご紹介します。

 

スペック

☕️ 産地: スリランカ 中高地山間部
☕️ 標高: 約1,200m
☕️ 品種: ラクパラクン(スリランカで開発された品種)
☕️ 精製: ウォッシュド
☕️ 特徴: 農薬・化学肥料不使用

 

味わいの特徴

フローラルな香りが印象的で、カカオやチョコレートの風味が特徴的です。紅茶畑をコーヒー畑に切り替えて栽培しているため、どことなくダークティーの風味も感じられる、ユニークな味わいのコーヒーです。
まろやかな酸味とバランスの取れた甘みが心地よく、紅茶の国から届いた珍しいコーヒーを存分にお楽しみいただけると思います。

 

おすすめの淹れ方

丁寧にドリップすることで、このコーヒーの繊細な風味を最大限に引き出すことができます。お湯の温度は90度前後、コーヒー豆20gに対して300mlのお湯でゆっくりと抽出してください。
果物系のタルトやスイーツと合わせると、より一層コーヒーの魅力を感じていただけると思います。朝食のお供にも、午後のリラックスタイムにもぴったりの一杯です。

このコーヒーの中にそっと息づく「紅茶の国」の空気を、どうぞお楽しみください。

さあ、コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか? 
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください!

ここで 清田のひとりごと 💬

紅茶の国、そして”かつて”のコーヒー大国スリランカの場所はこちらです!🫖☕

 

紅茶の国スリランカで、コーヒー生産が復活していることをご存知でしょうか?

実は19世紀半ばまで、スリランカはコーヒー生産国として栄えていました。しかし、コーヒーの木を襲った病害(コーヒーさび病)により壊滅的な被害を受け、その後紅茶生産に転換したという歴史があります。

私自身、過去数年間スリランカのコーヒー開発に関わってきました。日本からの支援は一部に限られていますが、最近ではオーストラリアが積極的に支援を行っています。特にディルマ社は、自社のKahawatte Plantationsでアラビカ種を中心とした「セイロンコーヒー」の復活に取り組んでいます。

まだ限られた地域での取り組みではありますが、そこには、スリランカにおけるコーヒー再興の兆しが確かに感じられます。

 

この農園でもコーヒーが芽吹いているのかもしれません🌱 (Photo by Egle Sidaraviciute on Unsplash)

 

再び芽吹く、スリランカのコーヒー

ディルマ社は豪州政府系MDFと連携し、小規模農家の豆を自社で加工・輸出する仕組みを構築中です。さらに「Brew 1867」というカフェブランドを立ち上げ、コロンボ市内に複数店舗を展開しています。「1867」という名前は、スリランカが紅茶生産に転換した年号にちなんでおり、「茶と珈琲の再統合」を掲げているそうです。

この取り組みは単なるビジネスにとどまらず、収益の一部を教育・環境活動に再投資する社会貢献活動も含まれています。これは、ディルマ社が掲げる「Business is a matter of human service(ビジネスは人への奉仕である)」という理念にしっかりと根ざしています。

今月のコーヒーを飲むとき、約150年の時を経て再び芽吹いたスリランカコーヒーの物語に思いを馳せていただければ幸いです。良質なコーヒーがより多く日本に届くことを期待して、今後もスリランカのコーヒー産業の発展を見守っていきたいと思います。

いつも、最後まで読んでくれてありがとうございます!

それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE」を引き続きお楽しみください。そして、メッセージもお待ちしております!🙏

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまのコーヒーライフが、よりいっそう豊かになりますように。

「WHITE COFFEE 定期便」をぜひご検討ください!

心よりお待ちしております☺️

🕵️ 好み診断キット

コーヒー豆の好み診断キットは診断料/送料を含んで

いまなら期間限定!800円(税込)

コーヒー豆の好み診断キットを購入する
  • 余計な情報がない厳選されたコーヒー3種類
  • 簡単に淹れられるドリップパックでご提供
  • 住所を知らない相手にもホワイトコーヒーeギフトでお届け