今回紹介するのは、中南米に位置する🇭🇳ホンジュラス西部コパン県のカフェスコール農協が取り扱っている「ホンジュラス」です。
標高約1,200m〜1,700mで収穫されたこの豆は、カトゥーラ、カトゥアイ、イエローブルボンなどの品種が混ざった混合種です。なんと、131軒もの農家から集められています!
ウォッシュド(水洗式)精選され、ドラム機械乾燥と天日乾燥を併用して乾燥されています。天日で予備乾燥を行うことで、機械での急激な乾燥による品質への影響を最小限にしているのです。
今回、こちらの豆を深煎りでご用意させていただきました。ほのかな甘みと共に、ほのかな酸味が残っているため、苦みがありつつもあっさりした飲み口になっています。
酸味がちょっと苦手という方は、90度ぐらいのお湯を多めにして、酸度を中和して飲んでみるのもよいかもしれません。いろんな酸味があるので、是非、試してみてください!
コーヒーを通じて味への感性が開いて行く感じがしませんか?
違いを感じながら、広大なコーヒーの世界をお楽しみください!
これから益々、皆さまのコーヒーライフが、より豊かになりますように。
ここから先は、少しマニアックな話になりますので、興味があれば読んで頂けたらと思います。
今回の産地は農協です。農協!って思われた方もいらっしゃるんじゃないですか?
通常、コーヒーは単一の農園(プランテーション型)で管理されたものがよく知られていますが、農家が集まり共同で生産をしている農協の様なグループやコミュニティーが世界には数多く存在しています。農協で取り扱っている豆は、複数の農家から集めたり、過去に植えた品種と最近植えた品種が異なったりで、混合種になるケースがあります。
複数の農家から収穫する場合、各農家で収穫から乾燥までの管理体制が異なり、品質に影響するのですが、カフェスコール農協では、収穫から乾燥まで一貫した生産体制を築いており、精選後はカッピングを行い品質の維持に努めています。
栽培・生産の技術やモチベーションが、農家によってまちまちだったりするので、生産者ミーティングを頻繁に実施し、栽培時・収穫時の学習会を定期的に行ったりと、とても熱心な農家が集まった農協なのです。
しかも、高品質のコーヒーを生産する農家には、インセンティブがついたりするみたいですよ!
コーヒーは、私達が飲める状態になるまでに、様々な苦労を経ているのですが、コーヒーを愛するみなさんが、そんな生産者の方々を支えてくださっているのです!
ということで、今日も美味しくコーヒーを頂きましょうね〜
それでは、今回の「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」を引き続きお楽しみください。
2020年11月にお届けした「PLUS ONE COFFEE(プラスワンコーヒー)」をご紹介します💁